ミュータントマーダーミステリー『正義はまた甦る』

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Justice Will Rise Again - 正義はまた甦る

 

ミュータントマーダーミステリー『Justice Will Rise Again - 正義はまた甦る』
参加人数:プレイヤー5名
公演時間:およそ3時間半
ゲームデザイン:前原白夜
ヴィジュアルデザイン:えいきち

 

【ストーリー】


 2090年のアメリカ合衆国ニューヨーク市。この時代、通常の人類よりも特殊な能力を持つ人類として、ミュータントと呼ばれる者たちの存在が知られていた。手から炎を生み出す者、空を飛ぶことができる者、他者の心を読み取ることができる者。ミュータントの能力は、突然変異として生まれつき備わる能力で、訓練によってその実力を発揮できるようになる。
 彼らミュータントの存在が知られるようになったのは、半世紀ほど前のことだ。特殊な能力を持たない人類からは、ミュータントは不安と恐怖の対象になった。彼らは迫害され、排斥されることで、自らの能力を隠すようになった。だが、これまでに何人ものミュータントが自らの能力を公表し、ヒーローとして活動してきた。能力を公表してヒーローとなった者は、災害から人々を救助し、私利私欲のために能力を使うミュータントの悪事を止めるために戦った。彼らの半世紀にわたる活動と努力によって、現在までにミュータントに対する社会の見方というものは、それなりに改善されてきた。
 だがそれでも、ミュータントに対する不安と恐怖がまったく無くなるわけではない。幼少期のミュータントがその能力を暴走させ、大きな事件を起こしたり、家族を殺傷したりすることは、今でもたびたび起こる悲劇であった。『安息の家』ニューヨーク支部は、そんなミュータントの少年少女5人が暮らしている施設だ。支部長であるキースもまた、精神感応(telepathy)の能力を持つミュータントであり、彼らに理解を示し保護している。
 だがある日、キースは遺体となって発見された。『安息の家』6階にある彼の寝室、その窓を破っての転落死であった。これが自殺であると推察する理由は乏しく、『安息の家』に暮らす少年少女5人が殺人事件の容疑者となった。この事件は警察によっては解決できないだろう。ミュータントの能力に対する知識が乏しく、戦闘能力でも彼らを取り押さえることのできない警察では、捜査も逮捕も困難である。それを分かった少年少女5人は、お互いの推理によって犯人を見つけ出すことを決意した。

 

【人物紹介】

パメラ
「その時まではキース先生は無事だったはずだよね」
12歳女性。触れた物体の電流を操作する能力の持ち主。
可愛いものが大好きでおしゃれな少女。
『安息の家』での共同生活を、兄や姉がたくさんできたと楽しんでいる。

 

ヘンリー
「感情が高ぶって、手から炎が出てきたんだよ」
14歳男性。触れた物体を発火燃焼させる能力の持ち主。
何事にもすぐに熱くなる性格で、運動神経は良いが、学業成績はよくない。
料理が非常に得意で、何を焼かせてもうまい。

 

レイラ
「私たちでもできないことを、外部の誰かができるでしょうか?」
15歳女性。触れた物体を冷却凍結させる能力の持ち主。
人見知りで内向的な性格だが、打ち解けると仲間想いの本心を見せてくれる。
かなりの読書家である。

 

アラン
「キース先生であれば、それを見逃すとは思えない」
16歳男性。片手で持てる程度の物体に対する念動能力の持ち主。
美形で話し上手のため、念動能力よりもコミュニケーション能力に注目されがちである。
ピアノが趣味で、触れずに演奏もできる。

 

スーザン
「私たちの能力を考えれば、警察による捜査では真実が分からないでしょう」
18歳女性。自分自身のみでの瞬間移動能力の持ち主。
頭脳明晰で記憶力もよく、支部長であるキースの代理人として各所との連絡役も担当している。
整理整頓が壊滅的にできない。

 

キース(故人)
遺体となって発見された人物。
26歳男性といわれる。正確には年齢不詳である。
非常に強力な精神感応の能力の持ち主。
『安息の家』を設立した人物であり、彼らが成長していずれ巣立っていくのを楽しみにしていた。
一般社会の偏見と迫害から、ミュータントの少年少女を保護することは、現時点ではやむを得ず必要な、救済的活動なのだと語っていた。