マーダーミステリー『鉄紺の証言』

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『鉄紺の証言』


【ゲーム概要】

参加人数:プレイヤー8名(キャラクター男女比 5:3 )

公演時間:およそ4時間

制作:滝崎はじめ

 

【作品傾向】

推理要素:★★★★★
推理重視の作品になります

個人目標:★★☆☆☆
どうしてこの場所にいるかも分からない中、ひとりだけで無謀なことはできません
適切な協力体制は求められるでしょう

没入感 :★★★☆☆
あまりにもゲーム的な作品などではありません
世界観を感じてプレイすることになります

RP  :★★☆☆☆
あらかじめ設定されたキャラクターのセリフなどは少なめです
必要に応じてプレイヤーそれぞれが自身で考え、役を演じていくことになります

 

【導入】

あなた達は見覚えのない場所で目覚めた。
そこは無機質な部屋だった。
自分のことはかろうじて覚えている者、記憶の 欠落がほとんどない者、自分の名前さえ思い出せないものなど、様々だ。
ここ数日の記憶がないこと、何故ここにいるのか分からないということについては全員に共通していた。

一か所に集まったあなた達は情報を整理し、その後分かれて探索、二時間後にまた集合することとなった。
だが、再び集合したその場には、あなた達を指揮していた圭太という青年の姿がなかった。
彼はどこへ行ってしまったのか。
そんな状況で、霊媒師と名乗る男が口を開いた。

「死者の声が聞こえる」

霊媒師の言葉は本当なのだろうか。
彼は死んでしまったのだろうか。
ここはどこで、何故自分達はここにいるのだろうか……

 

【キャラクター一覧】

織田 道満
34歳・男性・霊媒
「どうやらこの空間に霊がおるようだねえ。さて、霊視してみようじゃないか」
黒服に身を包んだ目つきの悪い男。フランクに話すが、本当に霊視が出来るのかどうか、胡散臭い。

 

国生 茉莉
19歳・女性・大学生
「えっと……皆さん……不安な状況ですが、ここから抜け出せるように、協力していきましょう――……」
大人びた印象を受けるクールな女子大生。突然陥った不安な状況に戸惑いを隠せない様子。

 

小宮 三史郎
24歳・男性・フリーター
「落ち着いていこうぜ。何も難しいことはねーよ」
ニヤニヤしながら軽薄な口調で語る若い男。この場の重々しい空気とは正反対の明るさがある。

 

鷺山 ウィルヘルム 軍十郎
33歳・男性・整形外科医
「専門は整形外科ですが、一般的な医学知識はありますので、必要であれば是非頼って下さい」
渋い声ではきはきと喋るスマートな紳士。ハーフというだけあって、顔立ちは異国情緒溢れる。

 

南郷 貴子
33歳・女性・会社員
「あら。とうとうこんな所までたどり着いてしまったのね……いえ、なんでもないわ。気づいていないのなら、それは幸せなことよ」
か細い声で奇妙な語り口をする女性。やわらかい目元の奥は暗く、どこか影を感じる。

 

柳田 匤男
51歳・男性・民俗 風俗研究者
「なるほど、興味深いねぇ。この場所は面白い発見がありそうだよ」
年相応に落ち着きを見せる大学教授。ときおり子供のように何かに目を輝かせるのは学者としての性だろうか。

 

若林 かすが
20歳・女性・大学生
「話は聞かせてもらったよ!私たちは全滅する!……うそうそ。でも、ほんとに気を付けないと、私たちどうにかなっちゃうかもね?」
オカルト研究会に所属しているというだけあって、不思議なものには強い興味を示している。置かれている不思議な状況に対しても興奮を隠せない様子だ。

 

氏名不詳
30~40代・男性・職業不詳
「…………」
名前すら憶えていない男。この中では最も記憶の欠落が大きい。

 
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